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東京有明医療大学教授

【2019年11月】スペシャルインタビュー

川嶋 朗 先生

「タオル揺らし」で温活
血流促進で体はポカポカに

レインボーでもお馴染みの川嶋朗先生(東京有明医療大学教授)が、NHKの朝の人気番組「あさイチ」で簡単にできる温活の方法として紹介した「タオル揺らし」が大きな話題になっています。今回は、その川嶋先生に「タオル揺らし」の方法や効果について改めてお話をお聞きしました。

タオル一枚でいつでもどこでも

「タオル揺らし」の方法を教えてください

 両手でタオルの両端をもって、太ももをプルプルと揺らしてください。時間は10秒ほどで大丈夫でしょう。それだけで十分に効果が得られますし、10秒といえば、意外に長く感じます。それ以上続けてもかまいませんが、長く続けていると、汗が出てくるほどです。

どのような効果があるのですか?

 全身の血行が改善され、体がポカポカと温かくなります。つまり、温活の一種なのです。
 ポンプの役割をしている心臓は血液を全身に送り出しています。ポンプの力を借りて勢いよく血液の流れている血管が動脈です。一方、体の各部位に送られた血液は心臓に戻ります。それが静脈です。
 太ももには体の中でもひときわ大きな筋肉があります。筋肉の中には多くの血管が走っており、その中の静脈、特に細静脈や毛細血管はどうしても血液の流れが滞りがちになるのです。すると、体は冷えてしまいます。
 太ももを揺らすことで、静脈の血液は心臓に戻りやすくなり、多くの血液が心臓に集まり、心臓から送り出される血液も増えて、手足の先まで血液がくまなく行き届くようになるのです。
 人間の体温のもととなる熱の多くは筋肉で作られますが、そこで温められた血液が全身を駆け巡ることで体温は維持されます。
 太ももを揺らすことで、体がポカポカと温かくなるのはこのような仕組みなのです。

筋肉をつけると消費カロリーが増え、基礎代謝量は上がります。よって、ダイエットには、主に筋肉の多い下半身を動かす運動がいいといわれていますが、「タオル揺らし」でそのような効果は得られるのでしょうか?

 「タオル揺らし」により体温が上昇しますから間接的にダイエット効果はありますが、筋肉をつけるなら以前にもお伝えしたように、スクワットをはじめとして、ウォーキング、それも速歩などをお勧めします。

ふくらはぎと太ももの違い

先生は、『冷えとりふくらはぎ健康法』(洋泉社ムック)という書籍の監修をされています。ふくらはぎ健康法は大きなブームになりました。太ももとふくらはぎの違いは何でしょうか?

 ふくらはぎにも静脈は通っており、血液は滞りやすくなります。心臓から離れていることに加えて、重力に逆らって血液を戻さなければならないからです。ふくらはぎを"第二の心臓"と呼ぶこともあり、ふくらはぎを揉むことでその働きをサポートします。
 ふくらはぎの血流が滞ると、足のむくみとなって現れますので、むくみの解消に最適です。
 ところが、ふくらはぎに「タオル揺らし」は向いていないかもしれません。どうしても無理な体勢になるからです。
 ふくらはぎの血流を改善するには、ふくらはぎを揉むか、かかとを上げ下げする体操がいいでしょう。ちなみに、「タオル揺らし」は背中や腰の筋肉にも利用できます。

心臓の弱い人は注意を

最後に、「タオル揺らし」で注意することは何でしょうか?

 乾布摩擦のように、タオルで太ももをこするのではありません。あくまで太ももを揺らすだけでいいのです。
 1回10秒が目安ですから、1日に何度やってもかまいません。朝起きたときや仕事が終わったころは、どうしても血液が滞りがちです。特にデスクワークをしている人は、その傾向が強くなりますから、仕事の合間に「タオル揺らし」をしてもいいのではないでしょうか。
 ただし、心臓に血液が集まりますから、心臓の弱い人は注意しなければなりません。体を温めるための入浴も、心臓の弱い人には半身浴を勧めていますから。

川嶋朗先生
川嶋朗先生プロフィール

1957年生まれ。医学博士。
北海道大学医学部卒。東京女子医科大学大学院修了。
ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院留学。
東京女子医科大学准教授を経て、東京有明医療大学教授。
統合医療の第一人者として著書およびテレビ出演多数。

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