寝ながら健康にらくらく体操
今、加齢とともに筋肉の量が大幅に減っていくサルコペニアが問題になっています。筋肉は人の体を支え、運動や歩行には欠かせないものです。老年症候群のひとつであるサルコペニアになると、転倒や骨折、寝たきりの危険性が高まります。
また、筋肉の量が減って、なおかつ肥満であるというサルコペニア肥満は、脂肪が増加する一般的な肥満よりも、生活習慣病のリスクを高め、さらに歩行能力も低下させることがわかってきました。
だからこそ、筋肉を落とさないように中高年になっても無理のない程度の運動をしましょう。
また、筋肉の量が減って、なおかつ肥満であるというサルコペニア肥満は、脂肪が増加する一般的な肥満よりも、生活習慣病のリスクを高め、さらに歩行能力も低下させることがわかってきました。
だからこそ、筋肉を落とさないように中高年になっても無理のない程度の運動をしましょう。
寝る直前でも、起きた直後でもOK!
「忙しくて体操をしている暇がない!」でも、難しく考えることはありません。例えば、寝る前や起きた後布団の中で、寝ながら体操ができます。
今回は寝ながら簡単にできる体操をご紹介します。
今回は寝ながら簡単にできる体操をご紹介します。
インナーマッスルを鍛え、肩こりを解消する体操
- 横向きに寝て手と足を伸ばします。
- その状態から体を丸めます。このときお腹を意識してください。
- 次に逆方向を向いて、同じく伸ばして丸まります。
- 左右1回で1セット。これを5セットが目安です。
骨盤矯正および腰痛を予防する体操
- 膝を立て手を広げて仰向けに寝ます。
- 息を吐きながらゆっくり両膝を左へ倒し、約30秒そのままにします。
- 息を吸いながらゆっくりと両膝を元の位置に戻し、約30秒そのままにします。
- 左右1回で1セット。これを5セットが目安です。
太ももと腹筋を鍛える体操
- 左膝を約90度に曲げて、左手は体に沿わせます。
- 一方、右足は伸ばし、右手は上へ伸ばします。
- 自転車をこぐように、この動作を左右繰り返します。伸ばした足はできれば宙に浮かせてください。
- 左右1回で1セット。これを5セットが目安です。